僕のゼログラウンド~安倍川河口
- uhmin07150sen
- 2021年3月19日
- 読了時間: 3分
今日もお仕事お疲れ様です。まだの方はなおの方お疲れ様です。
海野ひろしは、本日午前中はお仕事をこなし、お昼その足で届け出に行きました。
お昼休みらしく選管も受付が締まっており、案内に従い担当の方のいる課でお声がけしていただき、全員集合してもらって僕だけのためにお昼休みにわざわざご対応いただく感じになってしまいました。ちょっと恐れ入ってしまいました。
17時まで受け付け時間なので、必ず誰かいるのかと思ったらそうではなかった。というだけの話です。
さて、午後はちょっとした取材の機会をいただいたので、半休をいただき、僕が静岡市の行政との初めての接点となった市民講座でのロケ地、安倍川河口を20数年ぶりに行ってそこから決意を新たにすることにしました。
静岡市は割と珍しい、河川が複数の自治体をまたがず、一つで完結する一級河川があります。安倍川のことですが。水の管理は古来より争いの火種になるのですが、安倍川も管理は古よりしっかり行われてきた、と思います。
安倍川はいわゆる天井川で、年々川床が上昇しています。それに伴ってか表面を流れる水量が減少してきているのが、今日も見て取れました。先ほど書いたように20年前訪れた時と比べても歴然としています。
親などの話によると、昔は安倍川の砂利を工事などにたくさん使用していたとのこと。それをやめてから、土砂の堆積量が多くなっているとか。因果関係がよくわかりませんが、そうだったんだ、って思って聞いていました。
現実問題と思っているのは、水量の低下による自然、とりわけ魚たちの生態系を危惧します。次に、海へ流れる力が低下することで、土砂に混じった栄養分などが海へ供給されないことへの駿河湾の生態系への影響も気になります。海に流れた土砂は海流に乗って、久能海岸や、美保半島の砂浜を形成しているそうで、かつて印刷会社に勤務していたときに旧清水市の広報誌でそのような記事を掲載したときに、えっ、と思いました。
静岡市の山と海がダイナミックなつながりがある事に感動を覚えつも、身近にそんなことが起きていたのかと驚きを禁じえませんでした。
僕も安倍川に恩があるというと無理がありますが、ほぼ毎日見て育ってきたわけで、その川がいくばくかの人の影響もあり、どんどん活力を失ってきているのだとしたら、いい意味で人の手を少し加えることで、元気を与え、人も自然や生態系を維持する一部として機能することは悪いことではないと思うので、ぜひ専門家の方々と意見交換をして静岡市民と安倍川と駿河湾のウィンウィンウィンの関係を模索したいなと思っています。
これからもいつまでも今の美しい静岡で生きていきたい、そのために自分に何ができるのか知りたいという方は、僕も仲間に加えていただき、一緒に考えて行動していきましょう。




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